システムエンジニアがよく戸惑う海外の流儀
Posted on 2016-02-16 in
システム開発の仕事に自信を持ち、さらに上を目指して海外へ進出するシステムエンジニアたちがいる。
しかしその試みが、必ずしも成功するとは限らない。国外での仕事で上手く順応できるかどうかは、未知数の部分が大きい。たとえ技術力を持っていたとしても、国内とは異なる事情がある。
例えば、よくあるのが他の国の文化との違いである。国が違えば、国民性も大きく異なる。日本人は一般的に、几帳面な人が多い傾向にある。しかし海外では、あまり約束事に縛られず、おおらかな性格を持った人も多い。
時間厳守が当たり前のルールとして受け止められている日本に比べ、国外ではあまり時間を厳密に守らない風潮がある。そのため、日本で培ってきた仕事の流儀が、他の国では通用しないケースがよくある。
日本から離れて国外でシステムエンジニアとして働くなら、日本以外の国での仕事のスタイルも身につけたほうがいい。現地の仕事のスタイルを見習い、順応できるよう心がける必要がある。
日本流の仕事のスタイルが、必ずしも国外でも通用するとは限らない。むしろ、海外の仕事のスタイルを取り入れた方が、うまくいく事も多い。環境の変化に対して柔軟に対応できるエンジニアは、国外に進出しても仕事を上手くこなせる。一方で、国外で仕事を経験してみて、初めて日本での仕事の方が合っていると気づくこともある。
そのような時には、日本にカムバックして再びシステムエンジニアとして仕事に専念できる。